加賀雅之さんのこと③
2016年 05月 20日
お話している中で、印象に残った言葉があります。
「打ち上げ花火をあげなくてもいい、
この仕事を長く続けてゆくためにも
目と手と心が届くところで仕事がしたい」
メーカーに勤務されていた経験があったからこそ
出てきた思いを大切にされています。
自分にとって本当に大切なことは何か、
どうありたいか。
会期中、時間が終わってから何度もお話をすることが
ありましたが、加賀さんは本当にぶれない。
そして、自分のことより人のことを心配する方なんですよね。
素晴らしい方とお仕事できて、それがとても光栄で
終わった後も、うれしい余韻がずっと残っていました。
展示会はその日までいろいろお話をする機会が多く、
その分人柄に触れることも多いですが、いいものを作っている方は
やはり感動も多いです。
流れの速い時代であっても、きっと加賀さんは
地に足をつけて歩まれるだろうなあ。
明日明後日、もしフィールドオブクラフト倉敷で
加賀さんと会われたら、どうぞお話ししてみてください。
「心が届く」人です。
加賀雅之さんHP 「Semi-Aco 木のものづくり」
ブログの中で、ゆくりや私についても
取り上げてくださっているのですが、
とてもじんわりきました。
加賀さん、本当にありがとうございます。
来年もお約束しておりますので、また楽しみになさってください。
もちろん常設も。
最後に、次の記事で木工のお手入れのことを
お聞きしたものをアップしますね。
こちらの写真は加賀さんからお借りしたものです。
小さなのがちょっとほしい時があるんですよね、
カッティングボード。コースターにも使えてとても便利です。

