十河隆史さんの粉引の景色 明日は最終日です!

今日もありがとうございました!

展示会中によくお聞きに
なられたことを。

粉引の作品に現れているこの模様
ですが、化粧掛けの際にできる
指の跡です。
c0155980_23273301.jpg


つけずに掛ける方法もありますが、
これを景色(作品に生まれた表情)
とされています。

惑星や天体のよう、と表現された
お客様もおられました。

また、黒い点は土の中の鉄分が焼く
ことで表面に熔けてでてきたものです。

こちらの写真は裏側。
制作された年と、十河さんのサイン「10」が入っています。
c0155980_23273798.jpg


十河さんHPから。
化粧掛けされるご様子。
c0155980_23273809.jpg


十河さんの粉引は「生掛け」という
手法で白化粧をかけられています。
この模様や味わいも生掛けだからこそ
出てくる味わいです。

生掛けはガス窯や電機窯などがなかった
昔からの手法ではありますが、注意と
技術が必要で、一度素焼きしてから制作
される作り手も多くおられます。

生地の乾燥が足りなくてもしすぎて
いても崩れてしまい、掛けた後も素早く
水分を飛ばさなければ素地土に水分が
回って壊れてしまいます。
また、化粧土の中に落としてしまうと
簡単に作品が溶けてしまいます。

化粧土の濃さや粘り具合でも雰囲気が
変わってきてしまうため、研究を重ね
られてきたそうです。

お天気の時に急いで外で乾かすのです
が、季節によってはスコールがあって
慌てたり、乾かない間に「白」に惹かれ
やってきた昆虫が歩いて足跡を残したり
暴れていたりで駄目になってしまう
エピソードもお聞きしました。

明日はいよいよ最終日。
十河さんも在廊されます。
ものづくりに纏わるいろいろなお話も
どうぞ楽しみにお越しください。

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by yukuri-2006 | 2017-12-02 23:19 | *展示会案内 | Trackback | Comments(0)

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