viorto!今枝ゆかりさんをお迎えしての
お料理の会、松原さんと角田さんの器に
囲まれて、縁側での開催でした。
ご参加くださった皆様、
ありがとうございました!
お二人が用意されたうつわに似合うメニューを
考えてくださったゆかりさん、台所じゃない
ただの縁側なのに、蒜山耕藝さんのピカピカの
美しい野菜達を次々と料理に変えていかれます。
まだ日本人にはオイルの歴史が浅く、
どうやっていいオイルを見分けるのか、
使えばいいのかを、お客様にオリーブオイルの
味比べなどをしてもらいながらお話して
くださるうちに、いつの間にか11人分の
メニューができあがっていきました。
.
. •胡麻とナスのパスタ
(蒜山パスタ:蒜山耕藝)
•イタリアンソーセージとピーマンのリピエニ
•ひよこ豆のトマト煮
•ズッキーニのマリネ
•トマトのオーブン焼きマリネ
•かぼちゃと米のスープ
•アイスモナカ
(最中の皮:蒜山耕藝さん)
•シャインマスカット
(荒木康太さん作)
ひよこ豆の水煮•オリーブオイル:アサクラ
(イタリアの農家さんと朝倉令子さん)
器を作る人、野菜を作る人、油を作る人、
その思いを残らず拾ってまとめ上げる
ゆかりさんの、作り手や素材、料理への思い。
「良いものを作る」ということは強い熱い思いを長く持続しなければならず、美味しく感謝していただく、器にも美しくに盛り付ける、というのはその思いに報いることのようにも思えます。
ゆかりさんのコメントより
"
自分の感性に合う暮らしを選択する楽しさを食卓を通してお伝えすることができたならば嬉しいです。
・
自然が、人が共に作りだすモノ。
・
その「ありのまま」に感謝しいただくことで、初めて知る奥深い味があるのではないかと思います。
・
・
ダークなスリップウェアに乗ったマスカットの美しさは息を呑むほどでした。"
最後のデザートの写真が松原竜馬さんのスリップウェアです。
シャインマスカットは、今年一年目の若手葡萄農家、荒木康太さんの手によるもの。
時間内にわざわざ届けてくださいました。
(また畑に伺う折写真撮らせて頂きます)
デザートにちょうどいい、爽やかな甘さでした。
角田さんからは、器の成長を楽しみに
長い目で育ててもらえたら、
とお話がありました。
ともすれば途中シミや汚れのように思われる
こともありますが、数年後育った先には
変え難い美しさがあります。
それは同じものでも使う人や家族ごとに
違っていて、刻まれた歴史でもあります。
どんなに良いものでも初めから完成している
のではなく、長い過程というものがある。
温かい目で育てる人、使い手がいなければ、
生まれてこない。
うつわも農作物も人も同じなんですね。
改めて、ご参加くださった皆様、
松原さん角田さん、ゆかりさん、
蒜山耕藝さん、荒木康太さん、
ありがとうございました。
お写真提供くださったyuyuさん、
ありがとうございました!