加賀雅之さんのweb展より。
約18.3×13.6 h1.5cm
3,600 tax
「和菓子と小さなカップにも。
真っ平らなお皿が作りたかったんです」
と加賀さん。
材はナラです。
どんぐりがなる広葉樹で、独特の香りがあり頑丈で高級家具に使われる素材です。
美しい縞模様が付くことがありトラ縞に似ているため虎斑(トラフ)と呼ばれますが、トラフの出ている部分が一番硬くて良い部材といわれています。
表面はフラットでシンプルな形ですが、裏には彫りを入れてあります。
重ねた様子も美しく、絶妙な大きさ。
平らなお皿というのは実は誤魔化しがきかず、彫りがある面より難しいそう。
真ん丸でなく楕円なのも、旋盤を使わない加賀さんならではです。
4月18日から5月3日
カップとソーサー/千田稚子