追加の作品アップしました
2020年 05月 09日
日を跨いでしまいましたが、新しく追加してくださったpan皿と7寸角皿、ホームページにアップいたしました。


pan皿(スタンダード/市松)

7寸角皿
お問い合わせが多くアップできたものはたくさんではないのですが、ご覧頂けたらと嬉しく思います。
無垢の木で制作されるとどうしてもこういった節があるのですが、
「それも個性として見ていただけたら嬉しいです」
と加賀さんは言われます。
今回、そういった節があるものを多く選んでくださって、加賀さんも私も感激しています。
本当にありがとうございます…!
昔家具メーカーで働かれていた時に、節があって家具として使えない、仕方なく端材として処理されてしまう木片をなんとかできないかと考えたところから作品作りがスタートしたとそうです。
「例えば魚を食べるとき、骨以外全部食べて命を生かしたい、そんな『御馳走様』の感覚と似てるかもしれませんね」
節がある一枚そのものが、加賀さんの思いが凝縮されたものではないかと改めて感じます。
節はその木が育ってきた証。
同じものは一枚として無い。
そう思うとむしろ節がでてきたところが愛おしいような、存在が可愛いような、そんな気がしてきます。
「きっと、木工作家は皆そう思ってらっしゃると思いますよ」
そう話されていました。
個人作家だからこそできる、細やかな仕事や思いにも気持ちを馳せながらご覧頂けたら幸いです。
加賀雅之web展
5月17日まで延長させていただきます